旬の情報
こんにちは、農産物マーケティング室の旬ちゃんです♪
今が旬真っ盛りのアスパラガスについて、
4回にわたって「おいしい信州ふーど」公使のNAHOさんが教えてくださいます!
NAHOさんは野菜ソムリエ上級プロとして様々な場面で活躍されていて、
栄養やおいしく食べるコツなど、アスパラガスについてもたくさんの知識をお持ちです♪
この記事を読めば皆さんもアスパラガス博士になれるかも!?
1回目の今日のテーマはアスパラガスの“豆知識”です。
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長野県が生産量全国トップクラスを誇るアスパラガス。
グリーンが主流ですが、ホワイトアスパラガスやムラサキアスパラガスなどもあります。
アスパラガスの語源は、「たくさん分かれる」とか「激しく裂ける」というギリシア語「asparagos」に由来しています。
和名では「オランダキジカクシ」と言い、成長すると細かく切れた葉が「雉が隠れることができるほど」生い茂るから。
収穫が終わり、ぐんぐん伸びた茎の先にモヤモヤッと細かい葉っぱ(擬葉)が茂っているのを見たことありませんか?
その後、白い小さな花が咲きます。
私の祖母によりますと、昔はかすみ草ではなく、この成長したアスパラガスとカーネーションを合わせて花束にしていたそうですよ。
花の後は赤い実がなります。今年はアスパラガス畑にずーっと注目してみて下さい。
アスパラガスは、ユリ科クサスギカズラ属という耳慣れない分類に属する野菜。
野菜では珍しい多年生の宿根草に属し、個性的な育ち方をする作物です。
種をまいてから本格的な収穫ができるようになるまでに3年かかりますが、その後大切に育てれば、
同じ株から10年から15年にわたって収穫することが可能なんですよ。
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以上、NAHOさんからの豆知識でした!
なるほど、ギリシア語が語源ということは、南ヨーロッパが原産の野菜なんですね。
遠路はるばる長野県までやってきたアスパラガスは、飯山市、中野市などの北信地域や、伊那市などを中心に県下各地で生産されていますよ。
アスパラガスのお花、見てみたいな~♪
次回のテーマはアスパラガスの“栄養”。
みなさんお楽しみに(^o^)ノ