「おいしい信州ふーど」を食べよう！育てよう地産地消キャンペーンキャラクターの旬ちゃんは「長野県内の旬の農産物」が大好きです。

そんな旬ちゃんが「冬が旬の野菜がある。」と聞いてやってきたのは…。

北安曇郡小谷村（おたりむら）！長野県の最北西部にある村です。

1月の北部県境方面ということで、南小谷駅に到着してみると・・・。

やっぱりすごい雪・・・・・・。

一面の銀世界です。こんな雪深いところの野菜ってなんだろう・・・。

不安を胸に？旬ちゃんは「旬」を探します。

下り坂をトコトコ歩いているところで・・・

旬ちゃん何かを見つけました！

旬ちゃん「あれは何やっているんだろう・・・」

「・・・・・・・・。」（気になる）

旬ちゃん「聞いてみよう！！！」

（雪の中って進みづらい・・・）

旬ちゃん「すいませーん！！」

旬ちゃん「何をやっているんですか？」

旬ちゃんが尋ねると、小谷村民の見田（けんだ）さんは快く答えてくれました。

見田さん「これは何だかわかるかい？」

旬ちゃん「キャベツだ！」

旬ちゃん「でも、こんな雪の中でキャベツを持って何していたんですか？」

見田さん「あっち見てみて！」

旬ちゃん「あっ！！！」

旬ちゃん「雪の中にキャベツがある！！！」

見田さん「これは雪中キャベツといってね。秋に育てたキャベツを収穫せず畑にそのままにし、雪が積もった１月中旬～２月中旬に収穫するんだよ。」

見田さん「雪に埋もれたキャベツは寒さに耐えるため、糖分を蓄えるんだ。だから雪中キャベツは普通のキャベツに比べてとっても甘いんだよ！」

見田さんたちは小谷村の李平（すももだいら）地区で雪中キャベツを栽培しています。

見田さん「ちなみにこの雪原全部にキャベツが埋まっているよ」

旬ちゃん「えっ！ここ一面全部雪中キャベツなんだ！すごいたくさんありますね！」

旬ちゃん「雪中キャベツはどうやって掘り出すんですか？」

見田さん「重機や除雪機を使うこともあるけど、今日はスコップだよ！旬ちゃんもやってみるかい？」

ということで旬ちゃんが雪中キャベツ掘りに挑戦！

雪をかき分けるのは簡単だけど、キャベツがどこにあるかわからない・・・。

丁寧に雪をかき分けてついに・・・

旬ちゃん「あったーー！！！！」

旬ちゃん「すごい大きいのを見つけたぞ！！」

見田さん「よく見つけたね！記念にそれプレゼントするよ！」

旬ちゃん「ホントですか！？ありがとうございます！」

旬ちゃん「これはどこで買えるんですか？？？」

見田さん「道の駅小谷の直売所等で売っているよ。」

旬ちゃん「ありがとうございます！行ってみますー！」

見田さん「旬ちゃんー！お土産忘れているよー！！」

旬ちゃん「ハッ！！いけない！忘れてた！！」

道の駅小谷に行ってみると直売所コーナーにたくさんの地場産農産物がありました。

俊ちゃん「李平の雪中キャベツもあるね。この季節しか買えないので、みんな道の駅小谷へ来てくださいね。」

旬ちゃん（雪中キャベツ甘いと言ってたけど、どんな味なんだろう・・・）

お土産の味を想像しながら電車を待つ旬ちゃんでした。

次は旬を求めてどこへ行くのやら・・・。