旬の情報
全国有数の出荷量を誇る長野県のプラムの出荷が始まります。
大石早生をトップバッターに、今後は紅りょうぜん→菅野中生(かんのなかて)→ソルダム→貴陽(きよう)→太陽→秋姫と、華やかなラインナップで、続々と食卓に登場します。
〇 主な産地(北信地域)
中野市、山ノ内町
プラムの紹介
”すもも”は、中国原産の「プラム(日本すもも)」と、ヨーロッパ原産の「プルーン(西洋すもも)」に分けられます。「プラム(日本すもも)」は、奈良時代に中国から伝わったとされており、古くから日本で栽培されている馴染みの深い果物です。
順位 | 都道府県 | 収穫量(t) | 全国シェア(%) |
1位 | 山梨県 | 7,240 | 32.4 |
2位 | 長野県 | 3,460 | 15.5 |
3位 | 和歌山県 | 2,850 | 12.7 |
県試験場のプラム研究
プラムの仲間が果実を実らせるためには、他の品種から受粉することが必要です。主要品種の大石早生、ソルダム及びサンタローザでは、お互いの花粉がハチなどの昆虫によって運ばれることで、果実が安定して実りますが、一部の品種では、結実が難しいものもあります。
このため、果樹試験場では、相性のよい品種の花粉を人口受粉することで、果実が安定して実る技術を確立し、太陽や貴陽といった結実が難しい新品種の普及を進めることに成功しています。
※県内の旬な情報を「信州の産地“先採り”ネット」にて掲載しております。是非ご覧ください。
URL https://www.pref.nagano.lg.jp/enchiku/mobile/sakitori/sakidori-top.html