おいしい信州ふーどってなに?

信州の豊かな風土に育まれた農畜水産物、主原料が信州産の加工食品、信州の暮らしに根ざした郷土食などのこと。
その中でも特にこだわりの食材を「プレミアム」「オリジナリ」「ヘリテイジ」「サステイナブル」としてブランド化しています。

長野県の平均寿命は、男女ともに全国トップクラスです。その長寿の秘訣のひとつに、地域性に富んだ信州の風土があるといえます。

信州は南北に212kmと長く、間近には3,000m級の山々がそびえ立ち、清らかな空気と澄み切った水に恵まれています。日照時間の長さと昼夜の寒暖差、起伏に富んだ地形、これらの豊かな自然環境と先人たちが積み重ねた努力と知恵が今日の多様な農畜水産物を作り出しています。

長野県では、信州の豊かな風土に育まれた農畜水産物、主原料が信州産の加工食品、信州の暮らしに根差した郷土食などを「おいしい信州ふーど」として、その価値を県民と共有し、広く発信しています。

また、その中でも特にこだわりの食材を「プレミアム」「オリジナル」「ヘリテイジ」「サステイナブル」として重点的にブランド化を推進しています。

おいしい信州ふーどこだわりの食材 4ブランド

  • プレミアム
  • オリジナル
  • ヘリテイジ
  • サステイナブル

おいしい信州ふーど プレミアム
信州産の食材にこだわり、厳選基準に基づいた「プレミアム」なもの

信州産の食材にこだわり、厳選基準に基づいた「プレミアム」
ワイン・日本酒・焼酎・シードル・米を対象とした「長野県原産地呼称管理制度認定品」や「信州プレミアム牛肉認定制度」、「地理的表示(GI)」、「信州産シカ肉認証制度」があります。

  • 長野県原産地呼称管理制度

    農産物の原料や栽培方法、飼育方法、味覚による区別化を行い、「長野県で生産・製造されたもの」を自信と責任をもって消費者にアピールし、長野県農産物のブランド化を図る制度です。

    長野県原産地呼称管理制度

  • 信州プレミアム牛肉認定制度

    従来からの基準(脂肪交雑<サシ>)の入り具合)に新たな基準(牛肉の食味<香り・食感>)を加えた、全国初のおいしさの新基準です。
    「厳密な生産履歴の管理と、独自の味覚基準」を自信と責任をもって消費者にアピールし、長野県農畜産物のブランド化を図る制度です。

    信州プレミアム牛肉認定制度

  • 地理的表示(GI)

    地域には伝統的な生産方法や気候・風土・土壌などの生産地等の特性が、品質等の特性に結びついている産品が多く存在しています。
    これらの産品の名称(地理的表示)を知的財産として登録し、保護する制度が「地理的表示保護制度」です。

  • 信州産シカ肉認証制度

    「信州ジビエ衛生管理ガイドライン・衛生マニュアル」に沿ってシカ肉を衛生的に食肉処理・加工販売する施設を県と信州ジビエ研究会により認証しています。

    信州ジビエ

プレミアムの主な品目

おいしい信州ふーど オリジナル
長野県で開発された新品種

りんご(シナノリップ、シナノスイート・シナノゴールド・秋映等)、ぶどう(ナガノパープル、クイーンルージュ等)、信州サーモン、信州黄金シャモのように、長野県で開発された新品種がオリジナルです。

  • 長野県オリジナル品種

    長野県では、消費者の嗜好に柔軟に対応する研究開発が、農業・果樹・野菜花き・畜産他各試験場で盛んに行われています。そこで培われた技術を活かして、個性豊かなオリジナル品種(独自ブランド)を多数生み出しています。

オリジナルの主な品目

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おいしい信州ふーど ヘリテイジ
大切に守り、受け継がれている食の文化遺産

伝統的・地域固有的価値を有するもの「ヘリテイジ」
「信州伝統野菜認定制度」による地域に伝わる野菜や、「県選択無形民俗文化財」に指定された郷土料理・食文化(そば、おやき、御幣餅など)があります。

  • 信州伝統野菜認定制度

    信州の伝統野菜

    信州には限られた地域で今日まで脈々と伝えられてきた伝統野菜が数多くあります。長野県ではこれらの野菜を「信州の伝統野菜」として認定する制度を設け、保存と継承に取り組んでいます。

    信州伝統野菜認定制度

  • 県選択無形民俗文化財

    信州の伝統食・郷土食という食文化の価値を見直し、先人たちから受け継いだ食の宝を次世代へ引き継いでいきたいとの思いから、長野県では他県に例のない「食の文化財」を県選択無形民俗文化財として指定、保護に取り組んでいます。

ヘリテイジの主な品目

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おいしい信州ふーど サステイナブル
環境に配慮した、やさしい食材

おいしさ等の農産物そのものの価値だけでなく、SDGsなど持続可能な生産・消費形態を意識する機運が高まる中、環境と調和した持続可能な生産を行う取組があります。

  • 有機JAS

    化学的に合成された農薬や肥料を全く使用せず、環境への負荷をできる限り低減して生産されたものです。

    有機農業の推進について

  • 信州の環境にやさしい農産物

    土壌診断に基づく適正な土づくりを行ったほ場で、化学肥料及び化学合成農薬を県で定める「地域慣行基準」の原則50%以上削減した方法で生産されたものです。

    信州の環境にやさしい農産物認証制度

  • エコファーマー

    土づくり及び化学肥料・化学合成農薬の使用を低減する技術を用いる計画を策定している農家により生産されたものです。

    エコファーマー制度について

  • GAP

    GAPとは、農産物の安全を確保し、よりよい農業生産を実現する取り組みで、農家が自ら①食品安全②環境保全③労働安全等の視点から点検を行い生産されたものです。
    2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会では「GAP」認証の取得が食材調達の条件となり注目されています。
    ※「ASIAGAP」「GLOBAL G.A.P.」のマークは商品の包装資材などには表示されません。

    長野県GAP 日本GAP協会 GAP普及推進機構

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