信州ふーどレシピ
米粉のベジ・シュー
2012-02-08T14:22:42+09:00
米粉菓子の「もっちり、しっとり」のイメージではなく、シューが和菓子の最中のような存在感のある新しい感覚の米粉スイーツです。小麦アレルギーでも美味しく食べられるような和洋菓子にしたいと思いました。小麦粉とまったく違いシューがうまく膨らまず、さらにバターの代わりに油を使ったことが難しさを倍増させましたが、配合、大きさなどに工夫をしました。
梓川地区の精米店で古米を仕入れ、地元で米粉に製粉。牛乳を使わず、転作作物代表の大豆を豆乳にしてカスタードクリームにしました。
野菜餡の素材(紫いも、かぼちゃ、にんじん、長いも、こまつな等)は旬の物をマッシュ(冷凍保存可)にしました。パウダータイプの物を使うことで野菜もたくさん摂取することができると思います。野菜嫌いのお子さんや男性にも美味しく食べられ、ヘルシー志向の女性には高感度ある和風洋菓子です。食の魅力は色合いも大切な要素で、自然の色を活かした野菜スイーツです。
サブレ生地もシュー生地もバターを使わず開発しました。豆乳カスタードクリームも牛乳は未使用ですが、味やコクを重視したいためカスタードと野菜餡だけにはバターと生クリームを使用して和洋菓子の美味しさを引きだしました。また、本来の目標であった小麦粉はもちろん乳製品未使用のベジ・シューもあります。米粉加工食品の可能性が大きく広がって家庭でもベジ・シューを作ってほしいと思います。
材料と分量4人分
- 【クッキー】
- 米粉 10g
- 上白糖 5g
- ショートニング 3g
- 全卵 3g
- 【シュー】
- 米粉 60g
- 水 120g
- 油 25g
- 上白糖 5g
- 塩 1g
- 全卵 130g
- 【豆乳カスタードクリーム】
- 米粉 40g
- 豆乳 200g
- 卵黄 60g
- グラニュー糖 95g
- バター 20g
- バニラオイル 適量
- 【各種野菜餡】
- 紫いも 適量
- かぼちゃ 適量
- にんじん 適量
- 長いも 適量
- こまつな 適量
- 砂糖 適量
- 生クリーム 適量
作り方・調理方法
- 米粉クッキーの材料を混ぜ、円形にのばし冷蔵庫で冷やす。
- 鍋に水、油、上白糖、塩を入れ沸かす。米粉を一度に入れよく混ぜる。全卵を入れシュー生地を作る。
- (2)を絞り袋に入れ天板に絞りだし、(1)をのせ焼成する。
- 米粉、豆乳、卵黄、グラニュー糖を良く混ぜ、鍋でとろみがつくまで煮て、バターとバニラオイルを加えて豆乳カスタードクリームを作り、冷蔵庫で冷やす。
- 野菜の素材はマッシュ等にし、砂糖を入れて野菜餡を作る。生クリームでやわらかさを調整する。
- 豆乳カスタードと野菜餡を合わせてシューに詰め、粉糖をかけて仕上げる。
レシピデータ
※アレルギー表示について
一般的な材料を使用した場合にこのレシピに含まれる特定原材料を表示しています。
また、アレルギー物質に対する感受性は、個人により大きな差があります。表示項目を参考に最終的な判断は専門医にご相談されることをおすすめします。
一般的な材料を使用した場合にこのレシピに含まれる特定原材料を表示しています。
また、アレルギー物質に対する感受性は、個人により大きな差があります。表示項目を参考に最終的な判断は専門医にご相談されることをおすすめします。
このレシピに使われている信州ふーど
ながいも
- 旬の時期
- 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月