おいしい部局長会議
10月のおいしい部局長会議で県果樹試験場が新開発した「ブドウ長果11号」が紹介されました。
〇ブドウ長果11号
黒紫色で細長い形の「ユニコーン」と緑黄色でマスカットの香りがある「シャインマスカット」を交配して育成した新品種です。長野県果樹試験場が平成20 年から開発に着手し、様々な品種の組み合わせによる269 個体の中から選抜されました。
種なしで皮ごと食べられる大粒の赤色ぶどうで、高い糖度と少ない酸味、ほのかなマスカットの香りが特徴です。
収穫期は「巨峰」「ナガノパープル」よりやや遅く、「シャインマスカット」とほぼ同じ9月下旬頃です。
品種名 | 果皮色 | 果粒重(g) | 糖度(%) | 収穫期 | 育成者 |
ブドウ長果11 | 赤 | 12~13 | 22~23 | 9月下旬 | 果樹試験場 |
シャインマスカット | 黄緑 | 12~14 | 19~20 | 9月中下旬 | 農研機構(国) |
ナガノパープル | 紫黒 | 13~15 | 18~21 | 8月下旬~9月上旬 | 果樹試験場 |
長野県果樹試験場が開発した「ナガノパープル」、全国的に人気のある「シャインマスカット」に「長果11号」が加わることで、長野県ブドウのブランド力を一層高めていきます。