「おいしい信州ふーど」図鑑
常盤牛蒡 (ときわごぼう)
ヘリテイジ / 信州伝統野菜認定制度
天保年間(1830~44)に天領であった飯山市常盤地区に役人の手により江戸滝野川の「赤茎牛蒡」の種子が導入され、栽培が始まりました。きんぴら、丸煮、しぐれ煮や炊き込みご飯などに利用されています。常盤では豪快なごぼうの太煮があります。丸のままのごぼうを4センチくらいに切り、アクぬきしてゆで、砂糖、塩、醤油で味付けし、すりごまをからませたもので、御講仏さんの日などによくつくって食べました。大葉で直根の揃いが良く丈夫なため、やや重い土壌でも形状の良いものが生産されます。
信州の伝統野菜アーカイブス(信州大学HP)
https://www.shinshu-u.ac.jp/guidance/media/movie/2023/03/catv2022-2.html
- 収穫時期10月
- 伝承地域飯山市