「おいしい信州ふーど」図鑑
松本一本ねぎ (まつもといっぽんねぎ)
ヘリテイジ / 信州伝統野菜認定制度
松本市山辺の伝説「兎の吸物」にまつわるネギとされ、江戸時代より関東、中京方面に土産、贈答品として珍重されてるとともに、正月の吉祥を意味する野菜として全国に知られていました。一般的なネギの利用法と同じですが、松本の名物の一つ「桜鍋」の食材に利用されています。やわらかく甘味が強いので刻んでねぎ味噌にも多く利用されています。「下仁田葱」と同じ加賀群に属する品種で、冬季に休眠する一本ネギです。全長90センチ、軟白部40センチで、肉質柔らかく、甘み、風味ともに豊かで鍋物などに特に向きます。
信州の伝統野菜アーカイブス(信州大学HP)
https://www.shinshu-u.ac.jp/guidance/media/movie/2023/03/catv2022-6.html
- 収穫時期10月中旬~2月上旬
- 伝承地域松本市、山形村