「おいしい信州ふーど」宣言
地産地消からさらなる展開へ
<宣言の目的>
長野県は現在、県全体で地産地消運動を推進していますが、2011年3月11日に発生した東日本大震災は、私たち長野県人が当たり前と思っている豊かな故郷や、そこから生まれる食べ物の価値を見つめ直す機会となりました。
長野県は、自然環境や歴史、地域文化など高いローカル(地域性)の価値を持っていますが、県外の多くの人々から県民自身がその価値に気づいていないと指摘されています。そこで、改めて長野県人に信州の高いローカルの価値を知ってもらい、そこから生まれるおいしい食べ物を共有し、県民一人ひとりが誇りを持って発信していきたいと思います。
信州産の食べ物については、従来から個々には認知度向上やブランド化を図ってきましたが、全体としてのブランドイメージは向上していません。そこで今回、個々のブランドを活かしつつ、新たなくくりで捉え直し、おいしい信州ふーどとして発信し、消費拡大や滞在型食観光の促進を図ります。
玉村豊男さん すいせんの言葉